ふわふわした毛並みや可愛らしい瞳が魅力的なうさぎですが、飼い主さんや家具を噛むことも珍しくありません。

うさぎが噛むのは意思表示や本能が主な理由ですが、ケガや感染症などのリスクがあるため放置は禁物です。

この記事では、うさぎが飼い主や家具などを噛んでしまう理由や、噛まれないための対策について解説します。
1.うさぎが飼い主やものを噛む理由 個体差はありますが、うさぎが飼い主やものを噛む場合、何らかの理由があることがほとんどです。よくある理由をみていきましょう。 本能で噛んでいる うさぎがものを噛むことは本能・習性の一つであり、生きるために必要なことです。うさぎの歯は放っておくと伸び続け、エサがうまく食べられなくなります。ものを噛むことで歯を適正な長さに削っているのです。また、うさぎには思春期があり、この時期はマウンティング行為の延長で噛むこともあります。 恐怖心・警戒心で噛む うさぎはもともと怖がりなため、誰かが突然触れたりすると、恐怖や警戒心で噛むことがあります。また、縄張り意識が強いため、自分の場所に誰かが入ってきた際に、縄張りを守るために噛むケースも多く見られます。 不満を伝えている うさぎは、犬や猫のように鳴き声で何かを訴えることが少なく、噛むことで不満を伝えたり、何かを主張したりします。例えば、耳・おしり・足・お腹など、あまり触って欲しくないところをなでられると、嫌だという意思表示のため飼い主を噛むことがあります。 甘えている うさぎが飼い主になでられている時、飼い主の指や手・服などを軽く噛むことがあります。このようなケースでは、自分に構って欲しい・遊んで欲しいという意思を込めて甘噛みする場合もあれば、愛情を伝えたくてスキンシップのため噛んでいることもあります。

2.うさぎが噛むのを放置するリスク うさぎの噛み癖は放置すると、以下のようなリスクがあるため注意しましょう。
  • 日に日に歯の先端がとがり、より危険が増す
  • 家具や壁、服の破損が増える
  • 噛まれて家族がケガをする
  • 噛まれた部位から感染症にかかる恐れがある
  • 充電コードなど危険なものをかじり、うさぎがケガをする恐れがある
本来、野生の環境でうさぎが食べるものは、草や木の根・枝など固いものがほとんどです。その分、うさぎの噛む力は強く、噛んで磨かれた歯は次第に先端が鋭くなっていきます。そのような歯を使って噛まれたら、いずれ大きな怪我や破損につながります。家族の誰かが噛まれた部位から感染症にかかることもあるでしょう。また、コードなどをかじるようになれば、うさぎ自身にも危険がおよびます。 3.うさぎが何でも噛まないようにするための方法 うさぎにむやみに噛ませないためには、飼っているうさぎの「噛む傾向」を把握してから対策を講じることが大切です。以下、具体的な方法について解説します。 うさぎの様子を見る まずは、飼っている子がいつ・どのようなタイミングで噛んでいるのかを把握して、その理由を探ってみましょう。行動がルーティン化されている子は、何の・どの部分を噛むのか決めている場合もあります。 うさぎに注意をする 傾向が見えてきたら、次はうさぎに注意をしてみましょう。いけないものを噛もうとしたら、頭や耳を押さえて、うさぎの目を見つめながら、普段とは違う低めの強い口調で「ダメ」と言うようにします。叱るときに大切なことは、飼い主への恐怖やストレスを感じさせないように、押さえつける際は強くなり過ぎないように、声は怒鳴らないように注意しましょう。特に体罰は絶対にNGです。 「噛めない」環境を作る 本能としての噛む行為は抑えきれるものではないため、うさぎが「噛めない」環境を作ることも大切です。例えば、部屋の中に放して散歩させる場合は、噛まれては困るものを床に置かないようにします。特に、電源コード・家具の出っ張り・壁などは、うさぎが噛みたがる傾向にあります。すべてどかすのが難しい場合は、フェンス取り付けなどで遊ばせる場所を限定するといいでしょう。 ルールを決めて運用する うさぎは不満を噛んでアピールしますが、それに毎回構うわけにはいかないため、1日に与えるごはんの量・おやつのタイミング・運動時間などは、飼い主の側でルールを決めて運用しましょう。必要以上に構わないことも、うさぎと生活する上では大切なことです。 4.まとめ うさぎが飼い主やモノを噛んでしまう理由としては、本能・恐怖心・警戒心・不満・甘えなどが考えられます。噛み癖は家族のケガや感染症の他、うさぎ自身が危険に見舞われるリスクがあるため放置は禁物です。うさぎか噛む理由を推察して、噛んではいけないときは注意をしていきましょう。そして、噛まれない・噛ませない環境づくりや時には甘えさせないルール作りも大切です。うさぎの噛み癖は本能のひとつです、完璧に抑えることはできませんが、理由や傾向を観察しながら上手に対処していきましょう。
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