犬の爪切りの頻度は月1以上!切る時期の見極め方と自宅でお手入れするコツ 愛犬の爪が伸びて気になるけど、自宅でお手入れするのは不安という飼い主も多いのではないでしょうか?どのくらいの長さになったら切ればいいのか、タイミングの見極めも難しいですよね。

犬の爪を深く切りすぎると神経を傷つけて血が出てしまうので、爪切りの正しい方法を身につけましょう。

この記事では、犬の爪切りの頻度やタイミングの見極め方、爪切りのやり方の基本とポイントを紹介していきます。
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1.犬の爪切りの適切な頻度と切るべきタイミング 野生の犬は、歩いたり穴掘りをしたりする時間が長く、摩擦により爪が削れていきます。一方、人と一緒に暮らす犬は、自然の中での生活や歩く距離が制限されるので、飼い主が爪切りで適切な長さに整えてあげなければなりません。 爪切りの適切な頻度とタイミングを確認しておきましょう。
犬の爪切りの頻度 犬の爪切りをする頻度は月1~2回程度ですが、愛犬の生活スタイルによって変わります。 よく外にお散歩に行く犬は、土や石ころを足全体で踏みしめて歩くので爪が摩耗しやすく、月1回のお手入れが目安です。室内で過ごす時間が多い犬は、床が平らで爪が削れにくいので、月2回を目安に爪切りをしてあげるといいでしょう。
犬の爪を切るべきタイミング 月1~2回程度の爪切りが基本といっても、中には爪の伸びる速度が早い子も遅い子もいます。愛犬の爪を切るタイミングの見極めが難しいと感じる人は、下記の項目を基準にしてみてください。
  • ・歩くと爪が床にあたってカシャカシャ鳴る
  • ・爪が長くて歩きにくそうにしている
  • ・爪が絨毯に引っかかる
  • ・爪が肉球に食い込みそうになっている
  • ・愛犬の歩き方が変わった
  • ・折れた爪が床に落ちていた
愛犬の爪が落ちていた場合は、指から血がでていないかもチェックしてあげましょう。ボディチェックの一貫として毎日愛犬の爪の伸び具合を確認するのもおすすめです。
2.犬の爪切りを忘れるとケガにつながる恐れがある 爪が伸びすぎると肉球に刺さる、爪が折れるなど愛犬が痛い思いをするだけでなく、愛犬に足を踏まれたときに爪が刺さったり、飛びついてきたときに擦り傷ができたりと、飼い主もケガをする可能性があります。 また、爪の中を走る神経や血管は爪とともに伸びていくので、一度爪が伸びてから短くしようとすると神経と血管も一緒に切らなければいけません。激痛や出血を伴うので、定期的な爪切りは忘れず行いたいところです。
3.自宅で犬の爪を切る方法とポイント 一度やり方を覚えれば、犬の爪は自宅でも切れるようになります。上手な爪の切り方を5つのステップに分けて見ていきましょう。
①犬専用の爪切りアイテムを準備する 犬専用の爪切りとやすりを準備しましょう。爪切りにはハサミタイプやニッパータイプ、ギロチンタイプなどがありますが、切れ味がよく切りやすいのはギロチンタイプです。 やすりは爪切りの後にかけると切り口が滑らかになり、飼い主の服や絨毯に引っかかりにくくなります。人間用の爪やすりを使用しても問題ありません。
②テーブルの上に立たせて犬を脇に挟む まずは愛犬をテーブルの上に立たせて、犬と反対方向を向きながら脇で胴体をしっかりと挟みます。体が固定され、犬から爪切りの様子が見えにくくなるので、嫌がって逃げるのを防げます。 あまり高いテーブルの上で爪切りをすると、万が一暴れて落ちたときにケガをする可能性があるので、低めのテーブルに乗せるといいでしょう。
③肉球を押して爪を切る 犬の爪は毛に埋もれている場合があるので、肉球を押し、爪をしっかりとだして神経の走っていない先端のみをカットします。 白い爪なら神経が見えやすいですが、黒い爪は見えにくいので、先端から少しずつ切っていき、断面が白から透明っぽい色に変わってきたらストップしましょう。慣れないうちは最初だけ爪切りで切り、少しずつやすりで削っていくのもおすすめです。 もし神経を切って出血した場合はティッシュなどで優しく押さえ、それでも止まらない場合は動物病院で見てもらうのがいいでしょう。
④切った爪をやすりで丸く整える 爪切りをした後は、断面をやすりで軽く削りザラつきを取ってあげます。もし愛犬が飽きてきたら、休憩したりおやつで気分転換をしたりしてあげるのがポイントです。
⑤愛犬をたくさん褒める 爪切りが終わった後は「えらいね!よく頑張ったね」とたくさん褒めてあげます。ご褒美のおやつをあげてもいいでしょう。爪切りをすると良いことが起きる、と認識してもらえるので、次の爪切りも楽になりますよ。
4.犬の爪切りが難しいときは無理せずにプロに任せる 自宅での爪切りが難しい場合は、グルーミング(トリミング)サロンや動物病院でプロに爪切りを依頼するのがおすすめです。 押さえつけられるのが苦手な犬、爪切りで神経まで切ってしまったことがある犬などは、恐怖心から暴れてしまい自宅での爪切りが難しい場合もあるでしょう。しかし、爪切りをしないわけにはいきませんよね。 トリマーや獣医は犬の爪切りに慣れているため、神経を傷つける心配も少なく、愛犬も落ち着いて爪を切ってもらえるでしょう。
5.まとめ 犬の爪切りは、外出の機会が多い犬なら月1回、室内にいる時間が多い犬なら月2回の頻度で行うのがおすすめです。爪の伸びる速度は個体差があるので、床に爪が当たってカシャカシャなる、絨毯に爪がひっかかるといったタイミングで爪切りをしてもいいでしょう。 犬の爪が伸び過ぎると犬も飼い主もケガをする恐れがあるので、適切な頻度で爪切りしてあげるのが大切です。爪切りの際は犬を低めのテーブルに乗せてしっかりと脇で犬の胴を挟み、手を頭と反対の方向に曲げて固定します。肉球を押して爪を出し、神経を傷つけないように少しずつ切っていってください。最後にやすりで断面を整えて完了です。 自分で犬の爪切りができない場合は、グルーミング(トリミング)サロンや動物病院に依頼するといいでしょう。    ペテモオンラインストア 犬の爪切り・お手入れ用品はペテモオンラインストアへ!各種用品も取り揃えております       おすすめ商品をみる
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