年末年始の帰省シーズン。愛犬と過ごす普段の生活から離れる時期は、「愛犬を留守番させるか、一緒に連れて行くか」という悩みを抱える飼い主さんも多いのではないでしょうか。

どちらを選ぶにしても、愛犬にとって負担の少ない方法を選びたいですよね。この記事では、愛犬の年齢や性格を考えた判断基準から、それぞれの選択肢における準備ポイントまで、年末年始を安心して過ごすための方法を詳しく解説します。
1.犬を留守番させる場合の判断基準と準備 愛犬の留守番は、成犬でも6~8時間程度が限界とされています。子犬や高齢犬では2~4時間が目安となり、それ以上はストレスや排泄トラブルのリスクが高まります。 留守番の可否を判断するポイント 年齢と健康状態を考慮しましょう。子犬は排泄間隔が短く、高齢犬は体調変化しやすいため、長時間の留守番は避けた方がいいでしょう。持病がある場合は投薬時間も考える必要があります。普段の排泄リズムも大切な判断材料です。トイレを我慢できる時間を超えての留守番は、膀胱炎などの原因になることがあります。8時間を超える場合は、ペットシッターや一時預かりの利用を検討しましょう。年末年始は予約が埋まりやすいので、早めの手配がおすすめです。 留守番中の環境づくり 室温は20~25度程度に保ち、タイマー付き照明で暗くなる時間帯も安心できる環境を作りましょう。テレビやラジオをつけておくと、静寂による不安を和らげられます。
見守りカメラがあれば、外出先から様子を確認できるので安心です。声かけ機能付きなら、離れていてもコミュニケーションが取れます。
出発前には十分な散歩と排泄を済ませ、帰宅後はスキンシップの時間を大切にしてください。「ただいま」の挨拶とともに、留守番のストレスを解消してあげましょう。 2.犬を一緒に帰省する場合の注意点 愛犬との帰省では、移動手段と滞在先の環境が適切かどうかの確認が必要です。 移動時の配慮 自家用車では、クレート慣れと1~2時間ごとの休憩が大切です。車酔いしやすい子は、出発3~4時間前から絶食させると症状を軽減できます。公共交通機関では、ケージサイズの制限(縦・横・高さの合計が90~120cm以内など)があります。手回り品料金も必要な場合があるので、事前確認をお忘れなく。 滞在先での過ごし方 実家や宿泊先では、普段使っているベッドやおもちゃなど、自宅の匂いがついたものを持参すると愛犬も安心します。寒冷地への帰省では防寒対策を忘れずに。防寒着や肉球保護クリームがあると、散歩も快適に楽しめます。実家に他のペットがいる場合は、ケージ越しに様子を見ながら徐々に距離を縮めていきましょう。人間の食べ物を与えないよう、家族全員に協力してもらうことも大切です。 3.ペットホテル・ペットシッターを利用する際の選び方 長時間の留守番を避けるため、預け先の確保は重要です。年末年始は予約が集中するため、11月頃から準備を始めましょう。 施設選びのポイント 動物取扱業の登録番号が掲示されているか確認してください。獣医師常駐や提携病院があると、万が一の時も安心です。温度管理がしっかりしているか、個室かケージタイプか、Webカメラで様子を見られるかなど、設備環境もチェックしましょう。愛犬の性格に合った環境を選ぶことが大切です。 事前準備 初めての施設は必ず見学し、可能なら試泊サービスを利用してみてください。愛犬の反応を見て、相性を確認できます。ペットシッターの場合は、初回訪問で人柄や愛犬との相性を確認しましょう。散歩コースや食事の与え方など、普段のルーティンを細かく伝えておくと安心です。預ける際は、普段のフードを多めに、お気に入りのおもちゃ、飼い主さんの匂いがついたタオルなどを持参しましょう。愛犬の性格や注意事項をまとめた「愛犬カルテ」があると便利です。 4.年末年始のトラブルを防ぐためのチェックリスト 年末年始は普段と違う環境で、愛犬にとって危険が潜む時期です。しっかりと準備しておきましょう。 ・緊急連絡先の確認 かかりつけ病院の年末年始の診療スケジュールと、滞在先近くの救急動物病院を必ず調べておいてください。愛犬の健康記録(予防接種証明書、病歴、アレルギー情報)もまとめておくと、初めての病院でもスムーズです。 ・迷子対策 迷子札は必須です。マイクロチップの登録情報も最新のものに更新し、番号を控えておきましょう。最近の写真も用意しておくと、万が一の捜索時に役立ちます。 ・危険な食べ物に注意 おせち料理のネギ類、チョコレート、骨付き肉、アルコールなど、愛犬に危険な食べ物には十分注意してください。お餅ものどに詰まる恐れがあるので与えないようにしましょう。 ・必要物品の準備 フードは最低1週間分、常備薬、首輪やリードの予備、トイレシーツなどを多めに準備しておきましょう。年末年始は物流が止まることもあるので、早めの準備が大切です。 5.まとめ 年末年始の愛犬との過ごし方は、留守番・同行・預けるという選択肢がありますが、愛犬の年齢や性格、健康状態を第一に考えて判断しましょう。
留守番は6~8時間が限度、それ以上ならペットホテルやシッターの利用を。同行する場合は移動と滞在先の環境整備を、預ける場合は早めの予約と事前確認を忘れずに。誤食や迷子対策、緊急連絡先の確認など、年末年始特有の準備も大切です。
愛犬との絆を大切にしながら、安心して新年を迎えられるよう、しっかりと準備を整えてください。
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