思わずうっとり。犬のマッサージの簡単な方法とテクニックとは? 犬にマッサージをしてあげると、目をつむった気持ちよさそうな顔にこちらまで癒やされますよね。愛犬の柔らかい毛並みやあたたかな体温を感じ、より愛しさを覚えるという飼い主さんもいるのでは?

犬も人間と同じくマッサージをされるのが好きな子が多く、飼い主との触れ合いの時間にもなるので、積極的にマッサージをしてあげたいものです。

この記事では、愛犬が思わずうっとりしてしまうようなマッサージ方法とテクニックについてご紹介します。
目次
1.犬にマッサージすることで得られる4つの効果 犬へのマッサージは、癒やし以外にもさまざまなメリットがあります。マッサージの嬉しい4つの効果を見ていきましょう。
コミュニケーション マッサージで愛犬に触ることでいいコミュニケーションになり、絆がより深まります。スキンシップが多いほど愛犬との信頼関係が構築されていくため、毎日少しでもマッサージをしてコミュニケーションの時間を増やすことがおすすめです。
ストレス軽減 犬はマッサージされると、幸せホルモン「セロトニン」「オキシトシン」が分泌され、ストレスが軽減すると考えられています。また、リラックスして副交感神経が働き、心拍数も落ち着いてきます。
血行促進 愛犬の関節や筋肉、ツボなどをマッサージで刺激すれば、こわばりが解消され血行がよくなります。 寝ている時間の多い老犬や運動不足の犬は血行が悪くなり、四肢の冷え、筋肉の緊張、内臓機能の低下に悩まされる機会が増えてくるはずです。軽くマッサージをするだけで血液やリンパの流れが良くなり、筋力維持や寝たきりの予防につながるといわれています。
ウォーミングアップ・クールダウン 運動やリハビリ前後のマッサージも効果的です。ウォーミングアップとしてマッサージを行うと、筋肉や関節の可動域が広がり柔軟性がアップします。血流も良くなるので、いきなり運動したときと比べると心臓への負担を軽減できるのも嬉しいポイントです。 運動後は疲労によって筋肉がかたくなりやすいですが、マッサージで緊張が緩み、疲労物質も溜まりにくくなります。
2.犬のマッサージを行う前に確認したいこと 実際に愛犬にマッサージをする前に、次の3つのポイントを確認しておきましょう。
マッサージに向いているタイミングと環境 マッサージは愛犬も飼い主もリラックスしながら行いましょう。緊張している犬に触っても、効果は出にくいものです。テレビや音楽は消して静かな空間でマッサージをすれば、集中できますし愛犬に愛情も伝えやすくなります。 お互い楽な姿勢でマッサージして構いませんが、「ふせ」の状態で寝てもらい、後ろか真横から行うとリラックスしやすいはずです。
マッサージのポイント 犬にマッサージするときはいきなり体に触るとびっくりしてしまうので、「マッサージ始めるね」と優しく声をかけながら少しずつ触れていきます。手が冷たいと嫌がる犬もいるのでホットタオルで手を温めておくといいでしょう。 愛犬が嫌がるようならおやつをあげて徐々に慣れさせていくのがおすすめです。それでも嫌がれば無理強いせず中止し、日を改めて再度チャレンジしてみてください。 マッサージを受けながら犬がじっとして眠そうにしていたら、気に入ってくれた証拠と考えていいでしょう。1日1分でもいいので毎日継続すると、より効果的です。
マッサージしてはいけないケース 犬の体に炎症や腫瘍がある場合、体調が悪い場合は、患部を触ることによって状態をさらに悪化させてしまう可能性があるのでマッサージはしない方がいいでしょう。皮膚がもともと弱い犬や薄い犬も、マッサージの摩擦で皮膚を痛める恐れがあり、注意が必要です。 他にも、食後のマッサージは消化不良の原因になるので避けた方がいいでしょう。
3.簡単な犬のマッサージのやり方とテクニック 犬のマッサージは、次の4箇所を順に行うのが基本ですが、時間がないときや犬が嫌がるときは1箇所だけで終えてもOKです。
  • ①背中
  • ②太ももとお尻
  • ③顔まわり
  • ④首
それぞれの部位のマッサージ方法とテクニックを紹介していきます。
背中 まずは背中を毛並みにそって手のひらで優しくなでましょう。慣れてきたら背骨の脇の筋肉(広背筋)や首からお尻にかけてのツボをつまんだり撫でたりして刺激し、丁寧にコリをほぐしていきます。 愛犬にとって丁度いい強さを見つけるまでは、弱すぎるかな?と思うくらいの強さでマッサージするのがポイントです。固くなっている部分を中心に、優しく刺激してあげましょう。 背中は犬が寝ていても座っていてもできる簡単なマッサージなので、無理なく毎日続けられるはずです。
太ももとお尻 愛犬を横に寝かせ、前足の付け根(肩甲骨)から足先に向かってくるくると円を描くようにマッサージしていき、最後に肉球を指で挟んで優しくもみましょう。 後ろ足も同様に、腰の辺りから足先に向けて円を描くようにマッサージしていきます。疲れが溜まりやすい太ももの裏も忘れずマッサージしてあげてくださいね。
顔まわり 鼻から後頭部にかけて、中でもおでこ・眉間部分のマッサージは、特に犬がうっとりする部分です。人差し指か親指で鼻先から眉間、目の上、こめかみ、耳の後ろを撫でるようにマッサージしていきましょう。ただ、目の近くをマッサージするときは目に指が入らないように注意してください。 次に、親指を耳の内側、人差し指を外側にして耳をはさみ、耳の付け根から耳先に向かって優しく広げるように伸ばしていきます。耳のマッサージを好きな犬は多いので、気持ちよさそうなら他の部位より時間をかけて行ってあげると喜ぶでしょう。
人間より低い位置にいる犬は飼い主を見上げる場面が多く、首まわりの筋肉がこりやすいです。愛犬の首を両手で挟むように持ち、手のひらで円を描くようにやさしく撫でて指先で首の後から肩にかけての筋肉に圧力をかけていきましょう。 急所である首は最初から力をいれてマッサージすると緊張してしまうため、最初はさする程度から始めるのがおすすめです。
4.まとめ 犬へのマッサージは、いいスキンシップになるだけでなくストレス解消や血行促進などの効果もあります。マッサージは優しく声をかけながら温かい手で、背中、太ももとお尻、顔周り、首の順で行いましょう。 1日1分でもいいので毎日続けると効果的ですが、愛犬の体調が悪い場合やマッサージがあまり好きではない場合は、無理強いせずに日を改めてのチャレンジをおすすめします。 マッサージのコツを掴んで、愛犬にとっても飼い主にとっても幸せな時間にしてくださいね。
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