うさぎの足ダンってどんな習性?理由と対処法、防音対策を解説 さっきまで普通に遊んでいたうさぎが急に足をダン!とした―。うさぎを飼っている人なら誰しも1度は目にしたことがある光景ではないでしょうか。

フワフワな体につぶらな瞳が可愛いうさぎですが、いきなり足をダンっ!とされると「怒っているのかな」「威嚇しているのかな」と心配になりますよね。

そこでこの記事では、うさぎの足ダンに込められた意味や足ダンをやめさせる方法、防音対策について紹介していきます。
目次
1.うさぎの足ダンにはどんな意味合いがあるの? うさぎが足をダンと鳴らす行為はスタンピングといい、前足で体を支えて後ろ足を持ち上げ地面に叩きつけることで音を鳴らしています。 足ダンは、危険を察知したときに仲間に警告する役割があったと考えられており、人と一緒に暮らすうさぎにとってもコミュニケーションや自己表現の手段のひとつになっています。声帯を持たないうさぎにとって、足ダンは重要な役割を果たしているのです。 足ダンは習性なので基本的に心配いりませんが、犬の鳴き声や物音などに反応して頻繁に足ダンをするようなら、過度なストレスを受けている可能性があります。アドレナリンショックで突然死する恐れがあるため、できるだけ危険は取り除いてあげるといいでしょう。
2.うさぎが足ダンをする4つのケース 実際にうさぎはどんなときに足ダンをするのでしょうか?よく足ダンをする4つのケースをご紹介します。
警戒しているとき 警戒心が強いうさぎは、些細な音や小さな変化にも反応し足ダンで仲間に危険が迫っていることを知らせようとします。たとえば、下記のような日常生活にありふれた光景でも、繊細に反応し、足ダンして飼い主にアラートを出しているのです。
  • ・人の笑い声
  • ・チャイムの音
  • ・咳やくしゃみ
  • ・かみなり
  • ・他の動物が通った時
ご飯がほしいとき おなかが空いているとき、「ご飯をちょうだい」という意思を伝えるために足ダンするうさぎもいます。出てきたご飯が気に入らなくて「別のご飯がいい!」と駄々をこねているケースもあるかもしれません。 うさぎにとってストレスになるため、ご飯の時間を忘れていたならあげても大丈夫ですが、食べたばかりなのに「もっとちょうだい」と催促する足ダンには要注意です。ご飯をあげすぎてしまうと肥満や栄養バランスの偏りがでるため、1日の食事量が足りているなら催促の足ダンには応えないのがいいでしょう。
お願いごとがあるとき 遊んでほしい、ケージから出してほしい、ケージの掃除をしてほしいなど、飼い主に何かお願いごとがあるときに足ダンでアピールしている可能性も考えられます。飼い主がお願いを聞いてくれるまで1時間以上も足ダンを続けるうさぎもいるので、不満を見極めて叶えてあげるといいでしょう。 ただし、常にうさぎの要望に答えていると「足ダンをすればなんでも言うことを聞いてくれる」「自分の方が立場は上だ」と勘違いし、足ダンがエスカレートする場合もあるのでほどほどに抑えるのがポイントです。
嬉しいとき 遊んでいてテンションが上がってきたとき、飼い主が帰ってきたときなどに喜びの足ダンをするうさぎもいます。 うさぎの足ダンは基本的に危険を知らせる、イライラや不満などのネカディブな感情を伝えるための手段ですが、活発なうさぎは遊んでいる最中に嬉しくなって、足を踏み鳴らすこともあります。 何かストレスがある時とは違い、楽しそうにぴょんぴょんと走り回ったり飛び回ったりしながら足ダンするので見分けやすいはずですよ。
3.うさぎに足ダンをやめてもらう方法 基本的に、うさぎの足ダンは無理やりやめさせる必要はありませんが、頻度が多いとそれだけ足裏に負担がかかって傷める原因になってしまいます。足ダンの理由によっては回数を減らす努力をしましょう。 うさぎに足ダンをやめてもらうには、まず足ダンの原因を探り、それを除いてあげることが大切です。いつ、どんなときに足ダンをするのか記録して行動パターンを観察すると、うさぎがどうして足ダンをしているのかがわかりやすくなります。 うさぎが快適に過ごせる環境を作ってあげるのも効果的です。うさぎの前で大きな音を出さない、ケージをいつも清潔にしておく、スキンシップの時間を設けてたくさん遊んであげるといったポイントを押さえるといいでしょう。 ただし、うさぎの足ダンに過敏に反応し、あまりにも構いすぎると要求がどんどんエスカレートし、問題行動を起こす可能性もあります。ある程度のルールを決めて守りながら接することが大切です。
4.うさぎの足ダンの音が響くなら防音対策を 夜中のうさぎの足ダンがうるさくて眠れない、集合住宅に住んでいるから近所迷惑にならないか不安という人は防音対策をしましょう。すぐにできる防音対策を下記にまとめました。
  • ・ケージとすのこの間に緩衝材をはさむ
  • ・ケージの下に防音シートを敷く
  • ・防音シートの下にマット(デスクマット、ジョイントマットなど)を敷く
うさぎが足ダンをしたときに一番大きく響くのがケージの「ガシャーン」という音だと思いますが、ケージとすのこの間にマットなどの緩衝材を挟めば、物と物がぶつかり合う音が軽減されておすすめです。 集合住宅に住んでいて下の階への影響が気になる場合は、ケージの下にジョイントマットやバスタオルを畳んで敷くだけでも防音対策になります。それでもまだ音が大きいようならジョイントマット+防音シートなど、緩衝材を組み合わせて使うとより効果的でしょう。
5.まとめ うさぎの足ダンは、仲間に危険を知らせるための行為です。習性なので無理やりやめさせる必要はありませんが、あまりにも回数が多い場合は足裏に負担がかかるため、やめさせる努力をしたほうがいいでしょう。 人間と暮らすうさぎは、危険を知らせるとき以外にも、ご飯が欲しいとき、かまってほしいとき、嬉しいときなどに足ダンをして飼い主にアピールします。コミュニケーション手段のひとつとして足ダンをしているので、足ダンをやめさせるには、うさぎの要求に応えてあげるといいでしょう。 もし足ダンの音が気になるなら、ケージとすのこの間、ケージの下などに緩衝材を敷き、防音対策をするのがおすすめです。
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