老犬に必要な散歩量と注意点!お悩みごとの対応例も紹介 犬も人と同じように老化に伴って身体能力が低下するので、散歩に行きたがらない、散歩に行ってもすぐに立ち止まるなど、運動が億劫になるのも無理はありません。

しかし、愛犬の健康のためにも散歩は極力連れて行ってあげたいですよね。老犬の負担にならない散歩量とはどのくらいなのでしょうか?

この記事では、老犬に必要な散歩量や、散歩で気をつけたいポイント、立ち止まった際の対処法などを紹介します。シニアになった愛犬とのおでかけにお役立てください。
目次
  • 1.老犬にも散歩が必要な理由
  • 2.老犬に適切な散歩量とは?
  • 3.老犬の散歩で気をつけたいポイント
  • 4.老犬の散歩での困りごと!こんなケースはどうする?
  • 5.まとめ
  • 1.老犬にも散歩が必要な理由 歳をとった愛犬が散歩をしぶっても、できるだけ連れ出してあげるほうが心身の健康を保てるといわれています。 散歩は足腰の衰えを防ぐだけでなく、適度な運動になり肥満や糖尿病の予防にもつながります。また、飼い主との大切なコミュニケーション時間でもあるので、愛犬の様子を見ながら少しずつでも散歩を取り入れるようにしましょう。 ペットカートや補助ハーネスを利用して外に連れ出すだけでも、ワンちゃんのストレス解消や認知症予防への効果が期待できますよ。
    2.老犬に適切な散歩量とは? 疲れやすい老犬には30分や1時間の散歩は少々長すぎます。途中で歩けなくなったり、散歩を嫌がるようになったりしてしまう可能性があるため、1回10分を目安に、1日2~3回に分けて散歩に行くのがおすすめです。 何度も散歩へ連れだせない場合は、長い散歩の途中で抱っこやカートに乗せるなどの工夫をするといいでしょう。 また、30分以上の散歩が平気な老犬でも、坂道がなく歩きやすいコースを用意してあげると足腰に負担がかからず楽しく散歩ができるはずです。
    3.老犬の散歩で気をつけたいポイント シニアになると身体能力が衰えてケガや病気のリスクが高まりますので、運動させるときは十分な注意が必要です。ここでは、老犬の散歩をさせるときの注意点をご紹介します。
    ウォーミングアップをきちんと行う 普段あまり運動をしていない老犬が急に運動をすると、心臓や身体に負担をかけてしまうため、関節のマッサージや屈伸運動などのウォーミングアップを行ってから散歩に行くといいでしょう。 また、心臓の負担を軽減させるには、室内や庭で少し歩かせてから散歩に行くのも効果的です。
    時間帯や気温に配慮する 老犬になると体温調節機能が衰えてくるため、夏は涼しい早朝や夜、冬は日が出ている昼間など、負担が少ない気温の時間帯を選んで散歩へ行きましょう。水分補給や防寒着などで体温調節を手伝ってあげることも大切です。
    体調の変化に気を配る 老犬は体調の変化が激しく、昨日は元気だったのに今日は歩くのがつらそうといったこともあります。 体調があまりよくなさそうな日は無理に連れて行かない、散歩時間を短くする、緩やかなコースを選ぶなどして犬のペースに合わせてあげることがおすすめです。抱っこやカートに乗せて少し連れ出すだけでも、ストレス解消やいい気分転換になります。
    首輪からハーネスに変更する 転倒が増えてきた老犬は、倒れたときの首の負担を減らすために首輪からハーネスに変更しましょう。犬の身体をしっかり支えるようなタイプのハーネスを選ぶと転倒から起こすときのサポートにもなります。 初めてハーネスをつける場合は身体にきちんとフィットしているか確認し、歩いても違和感がないか室内や庭で練習をしてから散歩へ行きましょう。
    4.老犬の散歩での困りごと!こんなケースはどうする? そもそも散歩へ行きたがらない、散歩へ行っても立ち止まるなど、老犬の散歩に関するお悩みは多いでしょう。シニア犬ならではの散歩の悩みと対処法をご紹介していきます。
    散歩に行きたがらない 老犬が散歩に行きたがらない原因は主に2つ、足腰の傷みや病気などの身体の不調か、好奇心の低下といった精神的な不調が考えられます。今まで散歩が好きだったのに急に行きたがらなくなったなら、体調に変化がないか注意深く観察しましょう。 単純に意欲がわかないようなら、おやつで外へ誘い出し、外気に触れさせるところから始めます。一方、何かしらの病気のサインが見られた場合や意欲低下が長く続くようなら動物病院へ連れて行きましょう。
    散歩中に立ち止まる 立ち止まることが多い場合は、足裏のケガや関節の痛みがあるケースも考えられます。様子を見て、異常がなければリードを軽く引っ張って合図する、おやつで誘導するなどして散歩を続けましょう。それでも嫌がる場合は、抱っこをしてもOKです。 いつも散歩の途中で立ち止まるようなら、最初からカートに乗せて散歩へ行き、途中で何度か歩かせてみるという手もあります。
    歩き方が変わった 愛犬の歩き方が今までと違う場合は病気のサインかもしれません。例えば、腰を丸めて歩くなら椎間板ヘルニア、腰を左右に振りながら歩くなら股関節形成不全、腰を上下させて歩くなら後ろ足に何らかの病気を患っている可能性があります。 歩き方に違和感がある場合は動物病院へ連れて行きましょう。早い段階でしっかり治療すれば、それだけ愛犬の負担も軽減できるはずです。
    5.まとめ 犬もシニアになると人間同様に運動能力が低下するため散歩を億劫に感じるものです。しかし運動をしなくなれば、足腰や体力が弱まり、糖尿病や認知症のリスクが高まります。 健康のためには老犬でも1回10分程度を目安に、1日2~3回散歩へ連れていくのがおすすめです。数回に分けるのが難しいようなら、途中で抱っこやカートに乗せるのもいいでしょう。 また、老犬と散歩へ行くときは、急な運動で負担がかからないようにウォーミングアップをする、夏は涼しく、冬は温かい時間帯に出かけるなど愛犬が気持ちよく散歩できる工夫をするのが大切です。それでも散歩に行きたがらない場合や、途中で立ち止まってしまう場合は、体調や歩き方の変化に気を配り、異変があれば動物病院で相談しましょう。