これで愛犬もブラッシング好きに!嫌がる5つの理由と対策 愛犬がブラッシングをさせてくれない。これまで平気だったのに急に嫌がるようになった。そんなお悩みを飼い主さんは意外と多くいらっしゃいます。

ひどく嫌がられると「どこか痛いんだろうか」「嫌われたのかも」と不安になってしまいますよね。

ワンちゃんがブラッシングを嫌がるのには、ちゃんと理由があります。この記事では、犬がブラッシングを嫌がる5つの理由と、それぞれの対処法などをご紹介します。ご自宅のワンちゃんの様子をみて、あてはまる対策を試してみましょう。
目次
1.犬のブラッシングは大切!でもどうして嫌がられてしまうの? ワンちゃんのブラッシングは飼い主とのコミュニケーションだけでなく、皮膚刺激による血行促進や毛艶のアップ、皮膚トラブルやしこりの早期発見ができるなど、犬の健康維持のために非常に大切なものです。 ブラッシングは可能であれば毎日、少なくても週1~2回は行うのが理想的といわれています。 しかし、ブラッシングを嫌がる犬は多く、激しく暴れたり、ブラシを見るだけで逃げたりする子もいます。また、今まで大丈夫だったのに急に嫌がるようになるケースも珍しくありません。 ワンちゃんがブラッシングを嫌がる主な原因は下記の5つに分けられます。当てはまるものがないか考えてみましょう。
  • ・身体に触れられることに慣れていない
  • ・ブラシを警戒している
  • ・ブラッシングに慣れていない
  • ・ブラッシングがトラウマになっている
  • ・ブラッシングが痛い
それぞれの理由や対処法について、次の章で詳しく解説していきます。
2.犬がブラッシングを嫌がる5つの理由と対処法 犬がブラッシングを嫌がるときは、原因を見つけてそれにあった対処を行うことが大切です。ワンちゃんの気持ちによるものが多いので、負担にならないように少しずつ段階を踏んであげましょう。
身体に触れられることに慣れていない ブラッシングを嫌がるワンちゃんは、そもそも体に触られることに慣れていない可能性があります。 犬のコミュニケーション方法はボディランゲージや吠えるなど本来触れ合わない形が普通 なので、人にまだ慣れてない犬や以前の触れ合いで嫌な思いをしたことがある犬は、ブラッシングも苦手になってしまうのです。 このタイプのワンちゃんは、最初はブラッシングではなくマッサージや身体をなでることから始めて、触れ合いに慣らしていくといいでしょう。触るときは、リラックスできるように優しく声をかけながら、犬が嫌がりやすい足先や口先などは避け、首周りや耳のつけ根など喜ぶ部位を触ってあげてください。
ブラシを警戒している ブラッシングが嫌なのではなく、見慣れないブラシを警戒しているケースもあります。その場合は、おやつを上手く使って「ブラシは良いもの」と認識できるように誘導してみましょう。
  • ・ブラシから約50cm離れたところにおやつを置く。
  • ・犬がおやつを食べたら40cm、30cmと少しずつ距離を近づけていき、最終的にはおやつをブラシの上におく。
  • ・「ブラシ=おやつ」とポジティブな印象に変える。
ブラシに慣れたら、ブラシの背側で身体をなでるところから始めて、それも大丈夫ならブラシの歯側で身体を軽くなでてみましょう。
ブラッシングに慣れていない ブラッシング自体に抵抗がある場合も、もちろんあり得ます。怖くない、気持ちいい時間だとワンちゃんに分かってもらえるように、徐々に慣らす練習をしましょう。
  • ・犬が安心できるように声をかけながら行う。
  • ・いきなり強くブラッシングせずに、まずはブラシを身体の表面に軽くあててなでる。
  • ・大丈夫そうであれば、ブラシの先が地肌にあたるようにして優しくブラッシングしていく。
  • ・時間は5~10分程で切り上げ、終わったらたくさん褒めてあげる。
嫌がる場合は無理をせず切り上げることも大切です。また、最後におやつやお気にいりのおもちゃをご褒美として与えるのも効果的なので試してみましょう。
ブラッシングがトラウマになった 過去にブラッシングやマッサージで痛い、怖い思いをしたワンちゃんは、それがトラウマになっていることがあります。トラウマを克服するには、優しい声がけやご褒美はもちろん、背線マッサージをするのもおすすめです。 背線マッサージは、尻尾の付け根から首までのライン上を、5本指の爪を立て、毛を逆立てるようにして行います。これを繰り返すうちに、興奮をつかさどる交感神経より副交感神経が優位になりワンちゃんは落ち着きを取り戻すはずです。リラックスが確認できたら優しくブラシを当ててみましょう。 一度トラウマになってしまったものは、克服までに長い時間がかかるので、飼い主さんも気長に向き合うことが必要です。嫌がったら無理せず切り上げましょう。
ブラッシングが痛い ブラッシングの途中で嫌がる場合は、ワンちゃんが痛いやり方をしているのかもしれません。犬の皮膚は人間の皮膚の1/3ほどの薄さでとても繊細。とくに足や関節は皮膚が薄く、痛みを感じやすい箇所なので要注意です。 コームを寝かしすぎていないか、ピン先が皮膚に強くあたっていないかなどを確認し、正しいブラッシング方法に変えましょう。 コームは斜めに入れ、ブラシはピン先が丸いものや刺激の少ないラバーブラシに変えるのもおすすめです。スリッカーブラシは皮膚にあたると痛いため、基本的には絡まった毛をほどくのに使用し、皮膚にあたらないように気をつけましょう。
3.犬に優しいブラッシングの方法 愛犬に心地よくブラッシングを受けてもらうために、正しい手順や方法を覚えておきましょう。
テーブルや膝の上で犬を落ち着かせる まずは犬が動きまわらないようにテーブルの上や膝の上で落ち着かせます。撫でたり声がけしたりして落ち着かせてあげましょう。 ただし、間食やその他目的食は、高カロリーなものが多く、あげすぎると嗜好性が高くなりすぎて主食を食べなくなる可能性や肥満にもつながります。給餌量をきちんと守ることが大切です。また、栄養補助を目的とするサプリメント類も獣医に相談してから適量を与えるように注意しましょう。
手やスリッカーブラシなどで毛玉をほぐす ブラッシングで毛玉が引っかかると痛みを与えてしまうので、先に丁寧にほぐしておきます。
嫌がらない場所から優しくブラッシングする 犬が嫌がりにくい箇所から、皮膚面と平行に、ゆっくり優しくブラッシングしていきます。背中・腰→身体側面→首・胸→お腹→頭→足先・耳の順に進めます。顔周りは目から鼻に向かってブラッシングすると怖さを軽減できます。
コームで毛並みを整える 手玉やブラッシング残しを確認するように、毛をかき分けて根元からゆっくりコームでとかします。もつれがあった場合、コームのままとかすと痛がるのでブラシに持ち変えるのも大切です。
たくさん褒める ブラッシングが終わった後は、たくさん褒めたりおやつをあげたりしてご褒美をあげましょう。 たくさんの工程がありますが、ワンちゃんの様子をみて嫌がるようならすぐに切り上げましょう。また、いつもとちがう反応があれば、病気やケガの可能性も考えて獣医へ相談すると安心です。
4.まとめ 犬がブラッシングを嫌がる理由は主に5つあり、身体に触れられることに慣れていない、ブラシを警戒している、ブラッシングに対するトラウマなどが考えられます。 ブラッシングは愛犬の健康維持に大切なものなので、それぞれの原因に合った対処をして気持ちよく受けてもらえるように努めましょう。焦らず段階を踏んで正しいブラッシング方法を実践することがポイントです。 終わった後はたくさん褒めて、ブラッシングは素敵な時間だと愛犬に教えてあげましょう。
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