猫の抜け毛対策4つとおすすめお掃除テクニック 猫と一緒に暮らしていると、抜け毛が服につく、目に毛が入るなど色々と悩まされますよね。
また、換毛期ともなれば抜け毛がいつもの何倍にも増え、掃除やブラッシングをしてもキリがないと感じるでしょう。
しかし、同じように猫を飼っていても、服はきれいなままで、家の中にもあまり毛が落ちていないという人もいます。猫の抜け毛対策やお掃除にはコツがあるのです。

この記事では、猫の抜け毛がひどくなる理由と抜け毛対策、お掃除テクニックを紹介します。猫毛との付き合い方を覚えて愛猫と心地いい日々を過ごしましょう。
目次
1.猫の抜け毛がひどくなる理由 まずは、猫の抜け毛が増えるタイミングや理由を把握しましょう。抜け毛が増える理由は主に4つです。
換毛期 換毛期とは、気温の変化に対応できるように季節に合わせて毛が生え変わる時期のこと。猫は通常、春と秋の年2回換毛期がやってきます。 毛が二層になっているダブルコートの猫は換毛期が明確で抜け毛が特に多くなります。一方、シングルコートの猫は1年かけて徐々に毛が生え変わるので換毛期が分からないくらい抜け毛が少ないのが特徴です。 室内飼いの猫の場合はエアコンで温度が一定に保たれることによって換毛期がないケースもあります。
栄養不足 ご飯から十分な栄養を摂れていない場合、大量に毛が抜けることがあります。 猫が皮膚や被毛を健康的に保つには、高品質なタンパク質(アミノ酸)がたくさん必要になりますが、ご飯にタンパク質が少なかったり、消化できないタンパク質が含まれていたりすると、毛が細く、もろくなり抜け毛につながります。また、ビタミンAとビタミンEも不足すると毛の生成がうまくいかなくなります。
病気 換毛期ではないのに抜け毛がひどい場合は、猫ニキビや皮膚糸状菌症、疥癬、アレルギーなどの病気の可能性があります。病気の場合は、抜け毛以外にもフケや湿疹、かゆみなどほかの症状も見られるケースが多いようです。
ストレス 猫はストレスを感じると、過度なグルーミングをして血行不良や炎症を起こし、脱毛症になることがあります。 猫のグルーミングは、体を舐めて被毛の汚れを取る、体温調節をする行為ですが、精神を落ち着かせる役目も持っています。グルーミングの頻度が異常に多いと思ったら、強いストレスを感じているのかもしれません。
2.4つの猫の抜け毛対策 猫の抜け毛対策は主に4つあり、その中の2つは毎日でもできることなのでぜひ試してみて下さい。
ブラッシング 猫の毛が抜け落ちる前に、ブラッシングで毛を減らしましょう。ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、猫のストレス解消や飼い主とのスキンシップ効果などさまざまなメリットがあります。 短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーブラシやピンブラシを使って毛の流れに沿うように首の後ろからお尻へ向かってブラッシングしていきます。顔周りやお腹はコームで優しくとかし、毛玉ができやすい耳後ろやわき、あし・しっぽのつけ根などは丁寧にブラッシングしましょう。 短毛種は週に3~4回、長毛種は毎日1~2回の頻度で行うのが好ましいですが、抜け毛がひどい場合は短毛種も毎日ブラッシングするのがおすすめです。1回のブラッシングは猫の負担にならないように3~5分程度で終わらせましょう。
コロコロ ブラッシングをする時間がない場合は、応急処置としてコロコロクリーナーを使うという手もあります。 コロコロクリーナーは本来猫に使うものではありませんが、粘着力の弱いものでマッサージするように使えば嫌がらない猫もいます。使う場合は、シートをきれいにしてから毛の流れに沿って行います。 コロコロクリーナーではオーバーコートしか取れないため、ブラッシングの仕上げやどうしてもブラッシングをする時間がない時などに、あくまで補助として使いましょう。
シャンプー 無理に行う必要はありませんが、抜け毛がひどい時や水が嫌いではない猫にはシャンプーをするのもひとつの手です。短毛種は春と秋、長毛種は月に1回の頻度でシャンプーし、乾かす時は生乾きにならないようにしっかりと乾かします。 シャンプーを嫌がる猫には、固く絞ったタオルや猫用のシャンプーシートで体を拭いてあげるのも効果的です。
サマーカット サマーカットの必要性については意見がわかれるところですが、長毛種や抜け毛の多い猫の場合は抜け毛対策になるだけでなく、暑さ対策や皮膚炎の予防にもなります。サマーカットをする場合は、冬までに毛が生えそろうようにトリミングサロンで整えてもらいましょう。
3.猫の抜け毛におすすめのお掃除テクニック 猫の毛はとても細く、ソファやカーペットについた抜け毛を掃除するのは結構大変ですが、ある工夫をすることでお掃除がとても楽になります。
霧吹きをしてから掃除機をかける いきなり掃除機をかけると猫の毛は排気で舞い上がってしまいますが、先に部屋全体に霧吹きをかけると水分で毛が重くなるため、きちんと吸い込めます。床がなんとなく湿ってきたら濡れた雑巾で毛を集めてから掃除機をかけましょう。
ゴム手袋をはめてなでる 表面に毛が絡まって取りにくいカーペットやキャットタワーなどは、ゴム手をつけて軽くこするだけで効率的に毛を集められます。仕上げに掃除機をかけましょう。
空気清浄機を併用する 空気清浄機は、空気中に舞う抜け毛を吸ってくれるため、日頃の抜け毛対策にプラスして日常的に使いたいアイテムです。フィルターのメンテナンスが必要ではあるものの、毎日のお掃除が大分楽になる上、衣類に付く毛も減るでしょう。
4.猫の抜け毛対策は健康維持のために大切 猫の抜け毛を放置しておくと、毛玉ができて引っかかりやすくなり皮膚炎の原因になります。また、毛玉を飲み込んで毛球症や胃炎、食道炎などの病気を引き起こす恐れもあります。 さらに、床に落ちた抜け毛にダニや花粉などが付着すると、猫だけでなく飼い主にとってもアレルギーの原因になることも。愛猫の抜け毛対策は家族みんなが健康で暮らすためにとても大切なのです。
5.まとめ 猫の抜け毛がひどい場合は、換毛期や栄養不足、病気、ストレスなどの原因が考えられます。抜け毛を放置すると皮膚炎や毛球症、アレルギーの原因になる可能性もあるため、きちんと対策とお掃除することが大切です。 毎日のブラッシングやコロコロで抜け毛の量を減らし、描の種類によってはシャンプーやサマーカットも有効です。 抜け毛をお掃除する際は、霧吹きで室内を湿らせてから掃除機をかける、カーペットはゴム手袋をつけた手でなでる、空気清浄機で空気中に舞っている猫の毛を集めるなどをすると、毎日のお掃除が楽になるでしょう。